数日ぶりの更新、暑くなったり涼しくなったり、色々と体調には厳しい季節ですがコロナに気をつけつつ過ごしている今日このごろ。
先日ブルーベリーを観察しているとブルーベリーの果実が色付き始めていることに気が付きました!芽吹き、花が咲き、花が散り、ついにこの季節がやってきましたね。
まぁ2種類だけなんですけど…。
熟し始めたのは「オニール」「サウザンスプレンダー」の2品種、両方ともサザンハイブッシュです。
まずはオニール。今年のオニールは開花がかなり早く当然蜂なんて飛んでいません。人工受粉しようにも他の品種もほとんど開花しておらずそのまま放置していました。
しかも本数は2本しかなく、一方は畑の方に植え付けてあるので、収量は壊滅的なことに…。
このひと粒は数少ない貴重は一粒というわけです!
来年は畑に植えた方も本格的に収穫出来ると思うので、今年は樹の成長重視!接ぎ木なのでグイグイ成長してます。
続いてサウザンスプレンダー。今年3~4年生になる樹で昨年畑に植え付けたばかりなので試しに少しだけ実をつけました。こちらも早く開花してしまい心配していたのですが何故か受粉が上手くいったようで果実になっています。
例年ならニューハノーバー等と近い時期に開花するはずなんですけどね。何故かニューハノーバーの開花が異様に遅れてしまい駄目かと思っていたので良かったです。
味はぶっちゃけサザン最高域。
というより、依存のハイブッシュ等を含めてもその風味は別格。(個人的嗜好)
親のリベールも風味が良いですが、受粉率や果実のサイズを考慮しなくてもサウザンスプレンダーの方が上な気がします。
果実のサイズは中~大、収量は中程度、収穫終わりまで比較的サイズが揃っているので見栄えがします。甘みも強く、比較的未熟な状態でも美味しく食べられるので摘み取り園向きですね。
と、良い部分を色々書いてきましたが大きな欠点があるんですよね。
「育てるのが難しい」
サザンは全体的に育てるのが難しいのですが、サウザンスプレンダーは個人的にかなり難しく感じます。一応大関のサイトには「樹勢は良い」となっているのですが、全然そんな感じがしません。なんというか、根が敏感で加湿にかなり弱い感じがするんですよね。スパータンみたいに突然死することはないですが、変に粘り強いせいでジリジリ弱って枯れていくみたいな…。
ちなみに、写真の樹は3代目。
1代目は枯れて、2代目は瀕死、3代目でようやく形になってきました。
兎に角用土は水はけ良く、鉢増しする時はできるだけ小さく、肥料も少なめにするように心がけて栽培しています。ただ、水やりのタイミングが難しい…。
ちょっとした環境変化で弱る感じがするので、美味しくても中々増やせないでいます。
難しい品種を上手に栽培出来たら楽しいですが、手間がかかり過ぎるのは考えものなので、仕方がないですね。
ちなみに、パテント品種なので当然挿し木はNGです。