今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

例えばブルーベリーの接木苗の鉢増し 前編

どうも、大凡二週間ぶりの更新。

最近は投稿間隔が開きまくってるのでブルーベリーネタでも、ということで…

 

接ぎ木苗の鉢増し

 

を画像と一緒に前後編で紹介していきます。

やっていることは普通の鉢増しと同じなので、特に特別なことはしていません。違うところがあるとすれば、使っている用土…ですかね。

 

まずは問題の用土。

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何か色々混ざっていますね…。

ちょっと拡大してみましょう。

 

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軽く見えるだけでも、

等々この他にも色々な素材が混ざっているのがわかります。

どの素材もブルーベリーの用土を自分で混ぜるときに使うことの多い素材ですが、流石に全部混ぜることはありません。

しかし、この用土は混ざっている…何故なのか…。

答えは唯一つ、

 

残土だから

 

残土だから、です。

この用土は残土、しかも枯れ処分するブルーベリーの残土を混ぜたものです。

基本的に枯れてしまった木の残土を使うのはウイルスや害虫などのリスクが高く、あまり褒められた方法ではないのですが、自分は普通に使っちゃってます。

ただし、コガネムシの被害にあったブルーベリーは除く。

たとえ土振るいなどを使ったとしても、本当に小さい幼生を見逃すことはよくあるのでコガネムシにやられたブルーベリーの残土は基本的にNG。

一応自分なりに基準を設けて残土を混ぜています。

  • 水切れして枯れてしまったもの
  • 害虫にやられ根洗い後植え替えたが枯れてしまったもの
  • 謎の突然死してしまったもの(特定の品種で多い)
  • 処分予定のもの

これらに当てはまる用土を回収し乾燥させ、新たな資材と混ぜて使います。

今回はこんな感じ。

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サンドセット(酸度調整剤)、ココチップクラッシュタイプ、鹿沼土を残土とともに混ぜたら…

 

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完成です。ぶっちゃけ混ぜる前の画像と大して変わっていませんが、通気性がよくなりPhも適正値に調整できた、はず…。

後はこの残土を使うブルーベリーですが、自分の場合ラビットアイか接木苗、一部の強いハイブッシュに使用しています。高い苗木や枯らせたくない木、土壌適応範囲の狭い品種には使用しません。

いくら厳選したり、新しい材料を混ぜたとしても所詮残土ですからね、枯れるリスクは常に付きまとうので注意が必要です。

とはいえ、今の所植え替えた苗木が全滅したことはないので多分大丈夫!(慢心)

次回は今回紹介した残土を使いブルーベリーの鉢増しをしてきます。タイトルにある通り今年接木苗(今年挿した)を使ってやっていきます。

 

では、おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」