今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

大関の新品種

かなり久々の更新。

この時期はちょっと忙しくて、更新サボってました。
一度書かなくなると再始動するのは結構エネルギー使いますね!

それはそうと、今月初頭に大関のパンフレットが届きました。

 

これまでの表紙とはちょっと雰囲気が違いますね。

新鮮で良いと思います。

肝心の内容ですが、ついに来ました。

 

FOO↑↑

ここ数年出てこなかった新品種が来やがりましたよ。

果樹の新品種開発は時間がかかるので仕方がないですが、ようやくですね。

サザンハイブッシュのミスアリスメイとミスジャッキーです。

アリスメイはスターの後釜として開発された品種みたいですね。

スターは良い品種ですが、「絶対にコレ!」って思うのほどの優れた部分のある品種でもないので(素人主観)交代は仕方がないかも?

だって、ファーシングやオーストラリアパテント等、新しい品種が優秀すぎるもの…。

ミスジャッキーは…どうなんだろ?

収穫時期が自分の地域の場合梅雨真っ盛りなので導入はちょっと躊躇しそう。

というか、6月下旬だとすでに早生のラビットの収穫が始まってるので微妙かな。

まぁ育ててみないとわからないですが…。

 

続いてブラックベリー

正直かなり気になってます。

自分は何種類かのブラックベリーを育てていますが、その中でもトリプルクラウンはちょっと欠点が多くて更新を検討していたからです。

トリプルクラウンは良い品種ですよ?パテントじゃないにも関わらずかなりレベルの高いブラックベリーです。

果実のサイズは特大だし甘い、収量も馬鹿みたいに多い。

半開帳性ですが樹勢も強いし、簡単な手入れで安心して育てられます。

が、そんな利点を帳消しにするほどドでかい欠点が…。

果実が傷みやすい

雨があたって傷んでダメになるってのはブラックベリーでよくある事なんですが、トリプルクラウンの場合果実が非常に柔らかいため雨が降ってなくても痛みます。

それこそ、虫が上を歩いた程度でも粒が傷んで白っぽくなってしまうほど。

柔らかいため当然日持ちもしないので、すぐにジャムを作らず冷蔵庫に保存しておくと1日で味が落ちてしまうのもマイナスポイント。

まぁ、種もかなりデカいのでジャムを作るのも結構手間なんですが…。

ともかく、新しい品種に更新を考えていたのでカドーにはかなり期待してます。

 

こっちもかなり期待大。

基本的に愛知県は一部の地域を除きラズベリー栽培に全く向いていないので、結構育てるのが大変です。

そもそも自分が果樹栽培に興味を持ったきっかけがラズベリーで、コレまでにホームセンターや園芸店で入手できる品種を色々購入し、何本も枯らせてきました。

日本では出回っていない海外の品種を譲ってもらい育てたりもしていますが、やっぱり本来の特性を発揮しているとは言い難いのが現状です。

そういった点でも、最初から亜熱帯・熱帯地域で栽培できるラズベリーとして開発されているコカニーには大いに期待しています。

樹勢がつよく暑くても育てられて大粒、しかも日持ちがよく、ラズベリー最大の敵である根腐れ菌への耐性まである。

最強かな?

 

 

 

 

なんて、色々書いてきましたが、本当にカタログスペック通りの品種なのか未知数なのでなんとも言えませんね。

実際に購入して育ててみるかは検討中。

その場合はなん品種かリストラしなきゃ…。