今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

超密植栽培でもジャガイモはそこそこ収穫できる

台風ですが、今のところの予想だと日本の沖を通りそうなので直接的な被害はなさそうです。唯一誤算なのが5月中に梅雨入りしてしまったこと。

梅雨前にジャガイモの収穫を終える予定だったんですが、週間予報を観ても雨ばかりで完全にタイミングを逃しました…。

濡れている状態で収穫は無理なので、収穫はかなり先になりそうです。

 

ところで、今年は実験もかねて大量のジャガイモを植え付けたわけですが、場所は有限なので当然種芋が余ってきます。その余った種芋を玉ねぎ用の穴あきマルチを使って超密植栽培をしてみました。

よく使われる幅95cm、株間15cmのアレです。

www.tama5ya.jp

 

肥料は全面散布、高畝にして長さ1m程度の場所を用意しました。密度を高くすると芋のサイズが小さくなるので茎の数は1本だけとします。

その結果がこれです!

 

たった1mという狭いスペースでこれだけ収穫出来ました。収量は悪くないと思うのですがどうでしょうか?ちなみに、収穫後の芋を入れてあるケースはよくホームセンターなどに置いてある育苗箱なので何となく収量がわかると思います。

芋の種類は、

  • タワラヨーデル
  • グウェン
  • はるか
  • じゃがキッズレッド
  • じゃがキッズパープル
  • 紫月
  • シャドークイン
  • インカのひとみ
  • アローワ

紫月は途中で枯れてしまったのでサイズが小さいですが、他はそこそこの大きさです。面白いのはじゃがキッズレッドで、パープルの場合狭い範囲でも丸型のままなのにレッドは卵型に変化しています。この辺の違いも正式に種苗登録されているパープルとされていないレッドの違いなのかもしれません。

はるかとアローワはほとんど小さい芋が出来ず、大きい芋が数個出来ている感じです。逆にヨーデルやグウェンは小さいもが多いですね。ひとみとシャドークイーンは普通に育ててもこのサイズが多い印象。

 

育ててみた結論として、

15cmの株間があればそこそこ収量は望める

です。

 

育てるスペースをあまり確保できない人でも、この方法なら1mの範囲に普通に植えるより収量が望めると思います。マルチなしでも可能ですが、雑草だったり盛り土が難しかったりするのでマルチがありが無難かと。成長も早いですしね。

小さい種芋が余ってしまったり、食べるにしても小さすぎる芋なんかを植えてみるのも面白いかもしれません。ただ、自家製の種芋を植え付けるのは自己責任となるので、他の人の迷惑にならない場所にしてくださいね。