今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

露地植えブルーベリーの確認と栽培用土

いい加減鉢が増えすぎてきたので、一部を露地植えしました。場所は以前紹介した露地植えブルーベリーと同じ海に近い畑です。選考基準は適当で、ある程度過酷な環境でもなんとか生き残れそうな品種。

そうなると、当然候補に挙がるのはラビットアイ系。接ぎ木でもいいですが、あの環境だと接ぎ木でも厳しいかな…。

 

で、選んだのがこの4品種。

  • オクラッカニ
  • ディソット
  • 実家に昔からある品種不明のラビットアイ
  • 実生AP-0

下2つはコガネムシと猛暑にも強いので選抜。特にAP0は種から育てて一度もコガネムシ被害にあっておらず、水切れにも強いので期待。オクラッカニーは複数本持っていて、果実品質が良いので露地植えで沢山採れたらな~ぐらいの気持ちです。

ディソットは…なんとなく?正直宣伝文句ほど優れた品種とは思えなくて、露地ならどう成長するか気になったというのが大きいかな。

 

結構密植で植えてます。

すぐ横が会社の寮なので軽い生け垣の意味も兼ねていたりします。

 

正直な話、土壌の状態はあまりいいとは言えないので結構枯れる覚悟はしています。なにせ有機物が少ない。地表から20cm程度は長年父が草刈りをして、その草を放置してを繰り返していたので浅い層はそこそこ肥沃ですが、30cmより下は祖父が数十年前に投入した残土や山の土なので状態はいまいちですね。

Phは酸性より、砂や礫が多いので水はけは良いですが保水性と保肥性は悪め。何よりよくわからない残土が入っているので何が埋まってるかわからない…。

実際、さらなる水はけ改善と土壌の有機物補給のため80cm掘り下げたら車のショックアブソーバーやサイドミラーが出てきました。父いわく、祖父が昔乗っていた店のトラックの一部じゃないか、とのこと。

何で土の中から出てくるんですかね?

不安しか無いですが、植えてしまったのでこのまま様子見。枯れても良いやぐらいの軽い気持ちで構えていたほうが心象には良さそうです。

ちなみに、植え付けにはピートモスは使用していません。

上記の通り80cmほど掘り下げたあと積んであった大量の枯れ草を投入、何ども踏み固めて掘り上げた土の一部をかぶせ、その上から籾殻を投入してまた土を被せました。その上にブルーベリーを高植えしてマルチに籾殻と枯れ草を被せ上から軽く有機肥料を散布して終了。

同じ畑に植えてあるブルーベリーも同様の土壌改良と刈り取った雑草を使ったマルチによる有機物補給で育ってくれているので多分いけるんじゃないかと。

その結果は来年わかります。

 

畑に行った帰り道、近くのカインズホームピートモスを発見。

ユーロピート、150L。

近場にカインズホームは何店舗かあるんですが、このサイズのピートモスを扱っているのは畑近くのお店だけ。以前はカインズでも6cuサイズが売っていたけど、最近は見かけませんね。

少々割高ですが、ちょうどピートモスを切らしていた即購入。

正直な話、ブルーベリーの数が増えてくると資材の出費は増える一方なので出来るだけ安く済ませたいというのが本音です。

 

コロナや世界情勢の問題で、ココチップや肥料も値上がりしています。生活もあるので、趣味への出費を削るのは仕方がないと言えばそうなんですが…。

 

とか書きつつ、新しい品種だったり用土の素材を購入してしまうんですけどね!

ただ、栽培用土の見直しは考えています。住んでいる地域の環境や入手の容易さを考えると今使ってる色々な素材を混ぜた用土は好ましくない。

猛暑になりやすく、降水量の少ない地域に向いている栽培用土はどんな物が良いのか?近場のホームセンターや園芸店で入手出来る素材で簡単に栽培出来ないか。

最近はこんな事を考えています。

今のところ答えは見つかっていませんが、こうやって考えるのも楽しいですね。

 

 

最後。

メキシカンライムの苗を入手しました。

タヒチライムは栽培が容易な反面、結実率クッソ悪いのでメキシカンライムを購入しました。

耐寒性が低いので心配ですが、多分自分の住んでいる地域なら育てられるはず…。

こちらも時々状況をアップしていきますね。