冬季といえば、夏にやりたくない作業をやる季節。
例えば害虫やそれ以外の理由で枯らせたブルーベリーの後処理とか。
自分は基本的に枯れたブルーベリーの残土はよく乾燥させた後、フルイにかけて再利用しています。暑いころから雨の当たらない場所で放置しよく乾燥させた後、冬に処理する感じですね。
よく乾燥させるこで病気だったり、害虫の影響を極力抑えることが出来るので、再利用する場合乾燥は必須です。
フルイの網目は5mm、万が一コガネムシがいても余程の幼生でもない限り分離することが出来る最終ラインの幅がこれぐらいです。2mmや1cmだと効率が悪かったり害虫や根が素通りするのでおすすめしません。
そして、フルイにかけたものがこちら。
処理後のピートモス。
ピートモスに混ぜていた副材。
フルイにかけて残った残骸は、落ち葉や根の残骸を取り除き鉢底に使ったり、もう一度処理後のピートモスに混ぜて用土に使います。
基本的に熱消毒等は面倒なのでやっていません。というより、量があるので毎回袋にいれて熱消毒するのは現実的じゃないので省きます。
写真の残土を処理したときは、40Lのトロ箱2つ分になりました。
処理した残土は培養土やピートモスの入っていた袋に入れて保管しておきます。
使用用途は小さい苗木の鉢増しに使ったり、丈夫な品種の植え替え時に利用しています。そのまま使うこともあるし、更にピートモスやパーライト等副材を加えて改良した後使うこともありますね。
今のところ問題は起きていないので、余程状態が悪くない限り今後も処理して再利用していくつもりです。まぁそれでもコガネムシ等が心配なときがあるので、植え替え時にダイアジノンを忍ばせることもありますが…。
ただ、これはあくまで自分流のやり方なのでおすすめはしません。当然、新品の材料を使うのが一番なので、色々と妥協できる人限定の手法です。