今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

ぽろしり(馬鈴薯)を残土で育ててみる ついでにブルーベリーの施肥も…

ブルーベリーの剪定も終了して、そろそろ春肥の季節。

が、その前にやらないといけないのがジャガイモの植え付けです。正直すでに遅れ気味なので早く植えないといけません。

今年も昨年同様、露地植えと鉢植えで育てるわけですが、以前紹介した改良残土以外にも急遽残土を利用してジャガイモを育てることにしました。

hotblueberry.hatenablog.jp

 

この残土を利用して以前紹介したぽろしりを育ててみようと思います。

この土では昨年ゴーヤを栽培していました。しかも、この土自体が再利用したもので何年も資材を投入しつつ再利用しています。

基本的に土の再生材は使用せず、消毒もしません。

育てている数が多いので、全てに再生材を使うとまぁまぁ出費になるんですよね…。

あと、前作が病気で枯れたんじゃなければ消毒はさほど気にしなくていいと思います。それよりも怖いのは害虫、特にコガネムシの幼虫です。

土を再生して使いたいという人は、まずカラッカラに土を乾燥させて、コガネムシの幼虫が侵入していないか絶対にチェックしてください。病気なんかよりもよほど致命的なので。

今回は大きな根だけ取り除きコガネチェックの後、牛糞堆肥・雑草堆肥・畑の土少々・AGフミン・ボカシ肥料ほんの少し・アクアリフトを混ぜて土作りは終了。

使った資材はどれも畑に利用しているものなので経済的!

 

植え付けるのはご存知、ぽろしりです。

前回紹介したときより芽が成長しました。

少し小さいですが、勢いが出てきたのでこのまま植え付け。

 

続いて植え付け前にジャガイモのへそ切。

ストロンがつながっていたへそ部分は芽の成長を抑えるホルモンが出ているので、植え付け前に切り取ります。

 

切断後、腐敗防止のため切り口につけるのはこれ。

草木灰でもいいですが、強アルカリ性に加えて肥料分も強烈なので専用の切り口保護材がおすすめです。

 

ゼオライトや土壌有効菌が含まれているらしい。

最近こういう資材が多いですよね!

 

こんな感じにつけて…

 

二個とも処理完了!

 

冬瓜を植え付けていた50Lプランターを再利用。

プランターの高さ4分の1まで先程の土を入れて平らに均します。

 

今回植え付け時に使う肥料はコメリのダイナミックス10。

馬鈴薯専用肥料を注文していたのですが、間に合わ無さそうなので今回はこれで。

ちなみに、今年はブルーベリーの肥料もこれでいきます。

 

30cmぐらい離して、切り口を下にして置きます。

このプランターは少し浅いので、逆さ植えはやめておきます。

続いて元肥ですが、今回は円形に施肥指定してみました。

真ん中に置くのがジャガイモ植え付けでは一般的ですが、プランターの場合狭いのに加えて肥料分の自然補給は期待できるはずもないので、根が伸ばした際にどこからでも肥料を利用できる円形に施肥しました。

昨年も鉢の縁にそって施肥したので、それと考え方は同じですね。

 

あとは半分まで土を入れて、日当たりのいい場所に設置して完了。

露地植えなら散水の必要はないですが、プランターの場合は植え付け後の散水は必須。

しかも、今回の土はカラカラに乾いていたので水を弾く弾く…。

仕方がないので撥水防止剤のサイマトEZを使用しました。

www.tama5ya.jp

ピートモスに水を吸水させる時に使用しています。

中々良いのでおすすめです。

 

余った土は今後土寄せ時に使用するので保管しておきます。

 

これでOK.

雨の当たらない軒下にでも置いておきます。

 

はい、ぽろしりの植え付けはこれにて終了。

今後のジャガイモの管理ですが、基本的に萌芽するまで放置でOK。雨の当たる場所に置いておけば水やりの必要もありません。

この楽さがジャガイモ栽培の魅力ですね。

そして、今回栽培に使った残土は過去1適当な処理をした土なので、本当にこの残土でぽろしりはしっかり育つのかちょい心配。

少しの不安を残ししつつ、経過を観察していきます!

 

そういえば、肥料余っちゃいましたね。

ジャガイモの施肥量なんて大したことないので仕方がなし。

しかし、このまま袋に戻すのも面倒くさい…。

 

なので、庭植えの品種名ラビットに施肥しました。

基本的に露地植え春肥だけで、その後は追肥しません。

鉢と違って自然に補給されるので意外になんとかなるものです。

 

お題「ささやかな幸せ」