そろそろ一部が熟してきたのでいいかなぁ?ってことで初摘み収穫第二弾です。前回と同じく数粒収穫してサイズと切断面、味の紹介です。
ぶっちゃけこの時期の収穫が一番楽しいです。
後半になると粒数の多いラビットアイの収穫になってくるので、作業感が出てきてしまった…まぁジャムの為に頑張るんですけどね。
そんなことより、今日収穫したブルーベリー以下の5品種。
「ヌイ」「エチョータ」「ブルーレイ」「ファーシング」「サザン実生」
まずはサイズ紹介から。今回は比較的サイズが大きく収穫が楽しかったです。
まずはヌイです。サイズは22mm、コレが最大サイズってわけじゃないですが、一番最初に熟した果実の一つということで収穫してきました。今年は摘果もしていないのでアベレージが22mm~25mm前後だと思います。安定した大粒という点では流石ですね。
続いてエチョータ。100円玉より大きい23mmを若干超える大きさになりました。エチョータは100円玉に近いサイズが普通の収穫出来る品種なのですが、100円玉を超えるサイズとなると摘果しないと難しいかな。今回はそんな100円玉以上を収穫できました。
3品種目はブルーレイ。21mmとブルーレイにしては中々のサイズでした。大粒が収穫できる品種とはいえ20mm前後なので21mmは大きい方です。まだ樹にぶら下がっている分もコレぐらいなので今年は当たりかも。
4品種目はファーシング。サイズは20mm、ファーシングのアベレージがコレぐらいですかね。中にはコレより大きな実がなることもあります。ファーシングのスゴイ所はこのサイズが大量に収穫出来るところ。それでいて樹勢が衰えないのは流石です。
以前紹介した品種不明の実生、開花時期を考えるとほぼサザン確定です。サイズは15mmと小粒~中粒のサイズですが、実はコレより大きい実もなってました。受粉も自家受粉で樹も小さく若いので多分本来の実力は発揮していないと思われます。
続いて断面と味について。
ヌイ
皮は固くないが、果肉が詰まっていて噛みごたえがある。桃の中心に近い部分の歯ごたえといえばいいのか。それでいて水っぽくなく、甘みがありつつ酸味が勝っているハイブッシュらしい味。風味も悪くなく、バランスが良い。種は気にならない。実は完熟するとすごく美味しくなる。
エチョータ
皮は固くなく柔らかい。果肉はジューシーで水分が多い印象だが水っぽくなく香りがいい。甘みが強く酸味がほぼない。何より非常になめらかで口触りがいい。正直ハイブッシュっぽくないというか、やっぱりサザンに近い印象。
ブルーレイ
皮は固くもなく柔らかくもない、果肉の硬さもファーシングより柔らかいシャリシャリ感。果汁は少なめだがむしろバランスが良く食べやすい。完熟しているため、酸味は控えめだが甘みが強く香りが非常にいい。こちらは黄りんごのようと言えばいいか。
ファーシング
皮はパリッとして硬く歯ごたえがあり、果肉はシャリシャリとしつつジューシー。酸味が少なく甘みが強い。香りは他のサザンとは違うファーシングの香りといえばいいのか。独特で風味がいい。種はほとんど感じず果肉の食感だけを感じる。
実生サザン
皮に歯ごたえがあるが、果肉は柔らかく非常にジューシー。酸味がほぼなく甘みが強い。香りが強く、新鮮な青りんごのよう。種が少し舌に感じるが他のは気にならなかったので個体差かも。完熟前の果実は本当にりんごのようにシャリシャリしてる。
ぶっちゃけ実生が思った以上に美味しくてびっくり。ただ、上記や他の記事にも書いたのですがまた小さな樹なので本領とは程遠いと思われます。味にしてもサイズにしても、この実生の特性はまだわからないことが多いので今年は参考程度ですかね。
他のブルーベリーも例年より比較的収穫時期が早くちょっと驚いています。
まぁどう考えても暖冬の影響なんですけど…。
天気予報を確認したところ、来週中盤から雨が続くようです。今色づいている分は収穫したほうが良いかもですね。