今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

うみちかブルーベリー

うちは畑がいくつかあるんですが、その一つに海の浜辺から数百メートルという位置に畑があって、その隅っこに4本ほどラビットアイのブルーベリーを植えてます。

 

元々は父方の祖父が畑をやっていた場所で、体を壊し亡くなるまでの間10年以上放置されていたのでもはや畑とは言えない状態でした。

一応今は色々と栽培出来るまでになったんですが、畑の体をなすまで2年はかかりましたね。しかも、はるか昔は海だった場所なので少し深く掘ると泥岩や砂岩がゴロゴロしていて畑は常に石だらけ…。

しかも、場所ごとにphが安定しない!

足元が4.5だったと思えば2メートルほど離れた場所は6.3だったりと、PHの調整がし辛くて仕方がない畑です。

土壌の質は全体的に砂地で保水性や保肥性が悪く、微妙に傾斜になっているので水はけ場良すぎて夏はかなり辛い畑と言えます。

そんな場所に植えてしまったブルーベリー。

パウダーブルー

 

ブライトウェル

 

植え付けたのは2020年の初頭頃だったんですが、環境の悪さ+ど根性栽培状態だったのでその後1年半近く全く成長しませんでした。

もう酷いもんでしたよ…。

むしろ何で枯れないのか不思議だったぐらいで、21年なんて暑さと潮風のせいでほとんどの葉が秋前までに散っていたほどでした。

上記の写真はつい先日のものなんですが、葉の先が枯れ込んでますよね?それはこの夏ブルーベリー達が耐え抜いた証です。

まったく夏の日差しを遮る物がない畑でよく耐えて…。

とにかく酷い環境なんですが、21年の秋頃にちょっと成長を兆しを見せ始めて、今年はある程度枝葉を展開して少量の収穫もできました。

正直ラビットアイじゃなかったら間違いなく枯れてましたね。

ブルーベリーは果樹として強い方じゃないですが、その考えを改める必要があるかもしれないです。