今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

開花報告 2020 8章

ヒヨドリの猛攻が止まりません。
明らかに特定のラビットアイが狙われてて泣けてきます。
何で今年はこんなにヒヨドリが多いんだろ?
いくらなんでも襲撃が多すぎる…。

気を取り直して、今日も3品種紹介。
今回は「オクラッカニー」「コリンズ」「エチョータ」です。
撮影日は引き続き4月3日。

 

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まずはオクラッカニー。
コイツは昨年の初旬に大関で入手した3年生の樹です。
1月とかだったので、今年で一応5年生になるのかな?
ティフブルーを親に持つ品種で、ティフブルーを超える品種を生み出す目的で作られたっぽいです。実際、カタログスペックでは多くの面でティフブルーの上をいきます。
ただ、栽培実績の少なさが足かせになっている気がしますね。
これは時間をかけて検証していくしかないですけど…。
とはいえ、他家受粉の割に受粉率も悪くないし樹勢も強い育てやすい品種なのは確かです。

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続いて地上にしてある接ぎ木のコリンズ。
いかにもハイブッシュです!って感じの花ですね。今年は例年より花にピンクが残っているので印象がちょっと違いますが…。
味の良さは個人的にスパルタンより上だと思っています。樹上での日持ちもスパルタンより良い気がします。
ただし、育てるのが難しい!
適地ではないというのもあるのですが、自分はコリンズを当地では自根で育てられる気がしません。スパルタンに匹敵する難しさだと思っています。
樹勢は弱いし根も強くない、当然暑さに弱く自根の場合当地では早けも起こります。当然のように挿し木の成功率も優れません。
なので、接ぎ木というのは当然の選択でした。実際、接ぎ木なら根のパワーが違うのか葉の厚みも増し日焼けもほとんど起こしません。

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最後はエチョータ!コイツも一応接ぎ木です。
花の形は…ハイブッシュとサザン両方に似ている感じがしますね。
正直な話エチョータの育てやすさはよくわからないんですよね。適地じゃない割に自根でも何故かそこそこ育ってくれるので、たまたま僕の土の配合が合っているのかもしれませんね。ただ、接ぎ木のほうが安定するので今は接ぎ木しか育てていません。
収量が多く実も大きい、味は普通ですが沢山収穫しても樹勢が落ちにくいのでおすすめです。
あと、接ぎ木や挿し木の成功率がかなり良いです
今年も接木挿ししたので、何本成功するかちょっと楽しみ。

 

以上3種の開花報告でした。
大体の品種は開花したのですが、ドレイパーとリバティ、そしてブリジッタとハーバードの開花がまだです。
正直今年はどれも遅いです。例年はもう少し早いのに。
やっぱり暖冬傾向だったのが効いてるのかな?
でもブリジッタより休眠時間の長い品種が開花してるしなぁ…。
というか、3月暖かかったのに今寒くないですか?4月の後半になるのに最低気温は一桁、最高気温も20度に届かず。
加えて、雨風が強く蜂が受粉する間もなく散って本当に参りますね…。

 

お題「わたしの癒やし」