今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

開花報告 2020 Ⅸ

最近は雨の後は毎回強風になってませんか?
というか、雨が降っている時も強風だったし…。
こう雨や強風が続くと、菜園の管理もままならないので嫌になりますねぇ…。

というわけで、今回も3種類の開花報告。
今日は「ティフブルー」「エリザベス」「ブルーゴルド」の3種類です。
撮影日は4月7日。

 

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まずは地植えのティフブルー。
5年生の大苗を購入して、今年で9年生になります。
最初の2~3年はいまいち調子が出ず、コガネムシにもやられて樹勢を落としていたのですが、昨年位から調子がよくなってきました。
花の形はどことなくマルに似ています。まぁマルの親のプレミアはティフブルーが親になっているので何処か似た形質が出たのかも?
古い品種ですが未だに日本中で栽培され、評価が上がっているラビットアイのスタンダードであり王者でもあります。

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続いて接ぎ木のエリザベス。
こっちは2年生から育て始めて、今年で5年生になる樹となります。
エリザベスは僕のお気に入りの品種で、この他にも60Lポットに植え付けてある8年生の接ぎ木がありそちらも今年はいい感じに花が咲きました。(なおヒヨドリ)
エリザベスは自根での栽培がコリンズやスパルタンほどではないにしろ難しい部類に入るので基本接ぎ木推奨の品種(特に適地でない場合は)。
正直欠点の多い品種ではありますが、完熟時の見極めが容易で何よりもその風味が最高です。ハイブッシュも後半になるとブルーベリーに飽きてくる頃なのでエリザベスの美味しさはありがたいですね。

 

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最後は接ぎ木のブルーゴールド。
したに水を貯めることが出来るタイプのポットで栽培しています。
2年生で購入して今年で6年生になるのかな?
花は小さく受粉しやすそうな広い花冠をしています。実の大きさは中粒、甘みと酸味のバランスがよくハイブッシュ系が苦手な人にもオススメできる品種です。
また、樹はさほど大きくならずコンパクトに育つので置き場所にも困りません。
ハイブッシュ系としては比較的育てやすくて、暑い地方でも少し気をつければ自根でも育てることが出来ます。別に樹勢は強くなく、粘り強いというか強健というか…。
どっちにしろ熱い地方なら接ぎ木おすすめ。
管理しやすいので。

以上3品種の紹介でした。
僕は愛知県という温暖な地域に住んでいるので、強健品種でない限り基本ハイブッシュ系は接ぎ木で育てています。半数は接ぎ木かな?
一応この地方でもレカとかブリジッタなら全然問題な栽培できます。
あと新しい品種のリバティやオーロラ、ドレイパーなんかも大丈夫。
この辺は低温要求時間以外はサザンに近いほど強健なので育てやすいです。
特にオーロラ、グイグイ育ってくれます。
流石ブリジッタの系譜ですね。
もっと暑い地域でも大丈夫なハイブッシュ系出ないかなぁ…。
まぁ難しくても育ててみたくなるのがブルベラーなんですけどね。

 

お題「ささやかな幸せ」