今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

開花報告⑫ 残すところあと5品種


開花報告も残すところあと5品種!
本当はあと数種類あったんですけど、ハナバチにボロボロにされて撮影できず…。
唐突に蜂が大量に出現して油断してました。
やっぱり開花直後の撮影しないと駄目ですね。笑

それにしても、あの短期間でボロボロにされるとは…。
ま、受粉はきちんと出来ているみたいなのでいいのですが。

では、今回の開花報告で紹介するのはこちらの3品種。

「グロリア」「コロンバス」「フェスティバル」

ALLラビットアイ、撮影日は4月18日~24日です。

 

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トップバッターはグロリア。
昨年知人から譲り受けた樹で、今年で3年生になります。
大きいというより、細長くどことなく優雅な感じがしますね。
正直この品種のことはよく知らないんですよね。ネットで見て名前自体は知っていたんですけど情報が少なく、詳しいことはわかりません。少ない情報の一つに結実率が悪いとあるのですが、現状しっかりと結実しているので正しい情報なのか判断できず。

もしかしたら、コロンバスのように有機質に富んだ用土や肥料がしっかり効いていると結実率が悪くなるのかも?ちなみに、自分の場合鉢植えラビットアイにピートモスはあまり使いません。赤玉、鹿沼土を主体にココチップや非有機物の軽石等を混ぜて排水性を改善、赤玉土が潰れても水捌けが悪くならないように考えてミックスしています。Phに関しては少量のピートモスとサンドセットで調節しています。

 

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続いてコロンバス。
はい、ボロボロですね!一応開花し始めた二日後に撮影したんですよ?にも関わらずハナバチにやられてこんな状態ですよ。撮影日は4月24日、そこから2週間ほど経過した現在しっかりと結実しているのでまぁ許しましょう。

このコロンバス、大関等では結実率が悪いということで一時期販売が中止されてしまい、特大サイズの実ができるにも関わらず話題になっていませんでした。ところが、流れが変わったのが昨年です。大関さんでコロンバスの実付きが悪い原因について記載があり、その原因と改善方法が判明したため一気に需要が増え、一時は通販サイトでも売り切れになっていました。

現在は多少落ち着き、通販サイト等でも購入できるようになっています。まぁポテンシャルの高い品種なのでわからんでもないですが、人の心理って怖いですね。

 

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最後はフェスティバル。
花の感じはオーソドックスなラビットアイの花って感じですね。ティフブルーが親なだけ合って花の形もよく似ています。このフェスティバル密かに人気のあるラビットアイの品種で、何でも正式に登録されている品種ではなく試験品種が日本に持ち込まれ広がったんだとか。この辺はノビリスと同様ですね。

細い小枝があまり発生せず、太いシュートが生えてくるので剪定が楽で省スペース栽培にもおすすめ。果実のサイズは中~大、樹勢が強くて育てやすく土壌適性も高く地植えでも育てやすい優良品種です。

ホームセンター等でもよく見かけ果実品質もホームベルやウッダードより上なので、これからブルーベリー栽培を始めたいという人におすすめです。


以上3品種の開花報告でした。
やっぱりラビットアイはいいですねぇ。ブルーベリーにはハイブッシュやサザン、ハーフと色々な種類があるわけですが、個人的にラビットアイが一番好きです。

新しい品種や栽培方法によってはハイブッシュ以上の果実品質になるし、収量は圧倒的に上で結実せても樹勢が落ちにくい。土壌適正範囲が広く暑さにも強いと日本で育てる場合利点の多い品種です。

ジャムを作りたかったり甘い実が好きという人は、栽培が簡単で甘いラビットアイが絶対におすすめです。

次回で開花報告は最後。
新鮮味皆無の情報ですがようやく終わる…。

 

お題「自慢のコレクション」