今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

9月の強剪定(軽微)

ブルーベリーの軽い?強剪定をしました。

 

患者の名はタイタン。2年生を植え付けて5年程度経過した比較的若めの樹です。とはいえ、2年ほど調子が悪く、葉が黄色くなったり小さかったり全然枝が成長しなかったりとかなり不調気味。

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これでも昨年よりはマシなんですよ?しかし、主軸部分の幹には苔が生え、明らかに状態が悪いです。実はここ場所曰く付きの場所で、元々紅葉が植えてあったのですが枯れてしまい、何年も放置されていました。土は砂地で保水、補肥ともに悪く土壌改良を施してから2年程度は抜群に調子が良かったのですが、今はその効果も切れて全然駄目。

 

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葉の状態も悪し。

一応追加もしてるんですけどね、調子を崩すと復活は結構難しいです。

というわけで、強剪定することにしました。

 

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今年の初旬に剪定した場所の下から生えてきた部分だけ残し、後は古いシュートやサッカー部分を地面から30cm~50cm程度の場所でカット。

 

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切り口にトップジン等殺菌効果のある保護膜剤を塗布。これで作業完了です…。このまま後は様子見かな?この時期は剪定の適期とは言えませんが、強く選定すると新たな芽吹きが促進されるのでそれに期待。

この地方は11月までは温かいので今剪定しても結構成長してくれます。

 

おまけ

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今年多くの実を楽しませてくれた鉢植えのタイタン。何気なしに地表面を触ってみると柔らかく嫌な予感がしたので、マルチを退かして探ってみるとやっぱりいたコガネムシ

一度抜いて探ってみると、上部10cm部分が食べられていました。にも拘らず不調になっていなかったのは根の量が多かったことと、ラビットアイなので食べられたそばから新しい根が出ていたから。ハイブッシュだったら結構やばかったですね。

ということで、上部の土をすべて取り除き農薬を散布、取り除いた分の用土とマルチを補充して作業完了。

 

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完全とは言えませんがこれで多少はマシだと思います。後はこのまま様子を見て、調子が悪くなるようなら別の方法を検討しようかな。寒くなるまでは他のブルーベリーもこのような作業の繰り返し。

寒期にこの作業はやりたくないので、面倒でも沢山育てている人は少しずつ作業をしてみよう。後が楽になるし、コロナ自粛のよい気分転換になるかも?

 

 

お題「気分転換」