ブルーベリーのマルチ素材、悩みますねほんと。
露地植えは別に悩まないんですよ。最初植え付けた際に針葉樹のバークや籾殻を敷き詰めれば良いだけですから。その後は剪定したときに出る枝やブルーベリーの落ち葉、刈った雑草を株元周辺に置いたりするので自然にマルチが作られます。
問題はポット栽培の場合。
自分の住んでいる地域は夏場の気温がエグいので、マルチは必須。
一応マルチ無しでもいくつか育てていますが、乾燥スピードの速さがエグくて、夏なんてすぐに乾くので表面まで根を張ってくれません。
自動散水とか導入すればいい話なんですが、鉢の置いてある場所がバラバラなのでそれも難しいという…。
なので、自分基本的に鉢植えの場合は必ずマルチをしています。
試したマルチング素材は結構色々あって、針葉樹のバーク・チップ、籾殻、ココチップ、藁、パーライト、雑草、フェルト生地、軽石、発泡スチロール等々。
この中で基本的に使っているのはココチップとバーク。
こんな感じに敷き詰めて使ってます。
ただまぁ、別にこの2つが特別優れているから使っているというわけじゃなくて、量が多いので使い切りたいから使っているだけというか…。
正直どのマルチも一長一短。
有機物はそのうち腐食するし、軽い素材は浮いたり風で飛びやすい。
無機物は見た目が悪くて、友人からは「なんで鉢の上に布置いてるの?」とか言われたこともあります。
何より6年程度ブルーベリーを育ててきてわかったのは、有機物だろうが無機物だろうが通気性と厚さがあれば何でもOKということ。(自分の中では)
例えば発泡スチロールなんてかなり良い素材でした。
入手性、通気性、重さ、色、断熱。
どれも優れていて、自分で細断するので大きさを自由に出来るため通気性確保も容易。白色というのも日光を反射するためブルーベリーの成長の助けになりました。
このように発泡スチロールはメリット多数!
見た目の悪さを除けば!
加えて使い続けると緑色になってくるし、隙間が大きいと虫が入り込みやすいのも問題点。ただ、不思議なことにコガネムシの被害は少なかった気がします。
ともかく、ある程度ポイントを押さえれば何でも使えそうなので余計に悩むわけです。今年は実験的に小さい苗で色々な素材を試してみるつもりなので、何かあればまた書いていきますね。
あと、これまでに使ったマルチの素材についても書くかも。
栽培そのものが気分転換…