早生のサザンが開花してきました。
今年は去年に比べてちょっと遅めかな?
スター
メドーラーク
エメラルド
大体この辺がいつも開花してきますね。
すでにヒヨドリの蝕害にもあっていますが、それ以上にショックなのはこれ。
嗚呼…
うーん、この…
やられたのは接木のオニールとダロー。
この感じは鳥じゃないですね(根拠なし)
おそらく虫の類だと思います(やっぱ鳥かも)
オニールとダローは何か虫に好かれるんですよね。特定の種類じゃなくてそりゃもう色々な種類の虫から狙われている感じ。
なにせ周りのファーシングやドレイパー、エリザベス等他のブルーベリーはやられず、この2品種だけピンポイントでやられました。
幸いなのは収穫はあまり考えていなかった株だったところ。
味見ぐらいはしたかったですけど…。
そういえば、今年からももを育て始めました。
早生桃の新品種、さくひめです。
まだ小さい苗木なのに、すでに花がついています。
桃の花はやっぱり可憐な感じがして良いですね。
このさくひめ、温暖な地域でのもも栽培の壁となっていた低温要求時間(7.2℃以下)の問題をクリアした新しい桃の早生品種。
一般的に桃は1000時間以上の低温が必要で、ココまで長いのはブルーベリーでもそれほどありません。ノーザンですらそれほど多くないので、その長さがわかると思います。
さくひめは、桃の低温要求時間の長さを海外品種と掛け合わせることでクリアしました。
必要な低温要求時間はたった550時間前後。
これってかなり凄いですよね?ブルーベリーで言えばサザンやラビット並の短さということなので。樹勢も強く、小さい苗のうちから花が付きしかも樹勢が衰えづらい。
食味は良好、6月下旬から収穫できサイズは中~大位とのこと。
しかも生理落果が少なく、結実率も高い…最強かな?
と、良いところが色々ある品種ですが、当然問題もあります。
休眠打破に必要な時間が短いということは、開花時期が早いため遅霜の影響を受けやすいことを意味します。結局適地で育てようということなんですかね。
温暖化がこれからも進行すると仮定するなら、こういった休眠時間の短い品種の台頭は更に増えるかもしれません。
温暖地域に住んでいる身としては、栽培出来る品種の選択が増えるのは嬉しいですけど。