年が明けて2週間以上経過したとはいえ、まだ1月のこの時期。
毎年問題になるのが低温要求が短すぎるサザンハイブッシュです。
すでに花芽が膨らみ始めてます。
特にこの3品種は短すぎ!
- ミスティ
- エメラルド
- メドーラーク
150時間~200時間なんてすぐですよ。
完全に暖地向きの品種群ですね。
自分の住んでいる地域は暖地なので凍害の心配は少ないですが、流石にこの時期に開花したところで結実は厳しいです。花粉を媒介する昆虫も晴れの暖かい日、ローズマリーの周りを飛んでいるぐらいで受粉は期待できません。
当然ながらハウスに蜂を放ってなんて出来る訳もなく、人工授粉したところで咲いている品種が少なすぎるのでそれも難しい。一応温かい場所にしまっておいて、逆算した時期に野外へ出して寒さに当てる~なんて方法もありますが、木が大きいので当然無理。
せめてもの抵抗で、比較的低温要求が短い品種を同じ区画に置いています。
出来るだけ違う系統の花粉もほしいので、同系統でまとめるのは嫌なんですけどねぇ…。
これからブルーベリーを育てる人は、低温要求が短すぎる品種はおすすめしません。収穫までの不確定要素が多すぎるので。
ただ!上記の品種はどれも果実品質が魅力的なので諦めきれぬ。
何とかなりませんかね?