3月13日、フクベリーの開花が始まっていました。
既に蕾状態で、いつ咲いてもおかしくなかったので、
ようやく開花したという気分ですね。
なにせ今年はかなりの暖冬。
昨年より早く開花するんじゃないかと心配してましたが、
確か昨年より多少早い程度だと思います。
結構特徴的な花の形ですよね。
花冠の先が窄まっている、おちょぼ口?とでも言えばいいでしょうか。
ブルーベリーの中でもかなり珍しい形をしています。
このようなおちょぼ口の花は他にウッダート、ブルーシャワーぐらいしか調べた限り見つけられませんでした。では何故フクベリーにこんな特徴があるのかというと、片親が上記のウッダードだからです。窄まった形は特徴を受け継いでいますね。
そしてウッダードより少し細長い形はもう片方の親ティフブルーに似ています。
マル並みに特徴的な花なので品種の同定は比較的容易ですね。
見ての通りかなり窄まった花は受粉率が悪そうですが、不思議なことにそれほど悪くありません。少なくとも以前栽培してたウッダードより上です。
もしかしたら自家受粉率がいいのかも。
ラビットアイやサザンは自家受粉率が悪いため2本以上植えることを推奨していますが、経験上受粉してくれる送粉者(蜂等)がいれば1本でも問題なく結実してくれます。
実際祖母の家のラビットアイは1本だけで3キロは収穫出来てるので。
2本揃えつつ、送粉者が来てくれる環境を作ることが大切かもしれないですね。
そういえば、この文章を書いているのは3月15日なのですが、今朝フクベリーの花をチェックしたところ花柄の部分だけ見事に食われていました。間違いなく奴(鳥)の仕業ですね。まだ花を食べるタイプの昆虫はほとんど活動していないので…。
これから本格的な鳥と戦いが始まります。
皆さんはどのように対策していますか?