今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

実生でも結構育つ AP24の場合

今日も睡眠前にちょこちょこ更新。
いくつかの実生を育てているのですが、小さな苗のころにくらべて個々の違いが如実に現れてきて面白いですね。葉の色や形、光沢、樹形、花の形、全てが違って非常に興味深い。

今回ちょこっと紹介するAP24も以前紹介したAP0の兄弟なのですが、雰囲気はかなり異なります。

 

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上部がぶった切られているのは水切れした枯れたから。
自分の管理の悪さを悔やむばかり。

それはともかく、AP0とは結構樹形が違いますよね。あちらはどちらかというと直立系に近いというか、横の伸びるシュートは多くありません。加えて細いシュートが少なくフェスティバルのように太いシュートが出やすい感じです。

AP24は細めのシュートが横へぴょんぴょんと伸びています。以前生えた太いシュートも上は伸びず横に広がる感じになっていますね。半直立と言えばいいのでしょうか。

そして葉の光沢が違います。AP0はつや消しAP24は半光沢。
続いて花。

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花芽を落とし忘れていました。笑
数は多くなかったので、そのまま花を咲かせたのですが隙間だらけの変な感じの房になっていますね。まぁコレは自分が中途半端に花芽を落としてせいだと思うので、きちんと咲かせればまた違うと思います。

肝心の花の形ですが、どことなく片親であるピンクレモネードに似ていますね。向こうは透明感の強い白が特徴的な小さい花を咲かせます。花のサイズこそこちらの方が大きいですが何となく似ている感じがして面白い。

とはいえ、実生苗の栽培はほぼ博打。しかも分の悪い賭けをしているようなものなので栽培スペースが確保できない限りおすすめはしませんが、種からブルーベリーを育てる得難い経験と植物の神秘を感じて取ることが出来て楽しいです。

 

もしかしたら依存の品種に負けない品種が生まれてくるかも!?

 

なーんて、幸せすぎる妄想ですかね。

 

お題「気分転換」