今こそブルーベリー

愛知県という温暖な地域で試行錯誤しつつブルーベリー栽培を楽しむ

コロナは想像以上につらい

今更ですが初コロナです…。

先週の木曜から体調が悪くなり、金曜日に発覚して、未だ療養中。

 

「今のコロナは大したことない」

 

なんて友人や家族は言ってましたが、そんな彼らが引くほど症状が重くてようやく気力が出てきたところです。

 

連日熱は39度以上、激しい咳に強烈な鼻詰まりと嗅覚味覚の欠如。

正直ここまで高熱が続いたのは幼少期以来じゃないかと。

 

無症状の人も多いって聞いていたんですけどね…。

 

通常の質の悪い風邪を更に強化した感じ?

インフルとはまた違った辛さですね、これは。

 

結局全快まで1週間はかかりそうです。無理をしても仕方がないので治すのに専念しましょうか。

植え替えも滞ってるのになぁ…。

 

 

スパータンとヌイの接木挿しを鉢増し

あえてこの時期に鉢増しする必要はないですが、暇だったのといつまでも放置するわけにはいかないので鉢増ししました。

 

 

スパータンは露地植えも鉢植えもあるんですが、接ぎ木でもいつ枯れるかわからないので、予備として毎年少し接木挿しを作ってます。ヌイは単純に好きなので!

 

スパータンは樹勢、土壌適性共に良いとは言えませんが、意外にも接木挿しは作りやすい品種で、成功率は8割程度と悪くありません。

 

ヌイは挿木も接木挿しも成功率が高く9割ほど。流石ニュージーランド三兄弟…。

 

この時期に肥料はあまり意味はないですが、気持ち程度株元にパラパラっとセサミブルーを施肥しておきました。

 

 

ちなみに、鉢増しに使った用土はこの前再生した残土を使っています。かなり水はけが良いので乾燥している今の季節の場合、冬季でもたまに水やりは必須。

 

雨が少ない地域なのでこの乾燥は天敵です。

 

 

ブルーベリーの残土処理は冬季にやるといい

冬季といえば、夏にやりたくない作業をやる季節。

例えば害虫やそれ以外の理由で枯らせたブルーベリーの後処理とか。

 

自分は基本的に枯れたブルーベリーの残土はよく乾燥させた後、フルイにかけて再利用しています。暑いころから雨の当たらない場所で放置しよく乾燥させた後、冬に処理する感じですね。

 

よく乾燥させるこで病気だったり、害虫の影響を極力抑えることが出来るので、再利用する場合乾燥は必須です。

 

フルイの網目は5mm、万が一コガネムシがいても余程の幼生でもない限り分離することが出来る最終ラインの幅がこれぐらいです。2mmや1cmだと効率が悪かったり害虫や根が素通りするのでおすすめしません。

 

そして、フルイにかけたものがこちら。

 

処理後のピートモス

 

ピートモスに混ぜていた副材。

 

フルイにかけて残った残骸は、落ち葉や根の残骸を取り除き鉢底に使ったり、もう一度処理後のピートモスに混ぜて用土に使います。

 

基本的に熱消毒等は面倒なのでやっていません。というより、量があるので毎回袋にいれて熱消毒するのは現実的じゃないので省きます。

 

写真の残土を処理したときは、40Lのトロ箱2つ分になりました。

 

 

処理した残土は培養土やピートモスの入っていた袋に入れて保管しておきます。

 

 

使用用途は小さい苗木の鉢増しに使ったり、丈夫な品種の植え替え時に利用しています。そのまま使うこともあるし、更にピートモスパーライト等副材を加えて改良した後使うこともありますね。

 

今のところ問題は起きていないので、余程状態が悪くない限り今後も処理して再利用していくつもりです。まぁそれでもコガネムシ等が心配なときがあるので、植え替え時にダイアジノンを忍ばせることもありますが…。

 

ただ、これはあくまで自分流のやり方なのでおすすめはしません。当然、新品の材料を使うのが一番なので、色々と妥協できる人限定の手法です。

 

 

サザンハイブッシュの動きが早すぎる

就寝前に更新。

今年は暖冬ということもあって、例年以上にサザンハイブッシュの展開が早いです。

 

 

相変わらずのピンボケでお届けしています。ちなみに、この花芽はケストラルのもの。すでに葉芽も展開してきているのはちょっと良くないですね。

他にもOPI、オニール、エメラルド等が動き出しています。

やっぱりこの辺の品種は室内じゃないと厳しいんですかね?いくらなんでも低温要求時間が短すぎる…。

まぁ、今年は暖冬傾向なので蜂もすでに動いていますが、今週は寒そうなのでちょっと足踏みしてくれるかも?

 

 

厳しい自然環境でも収量アップを目指す2024年の挑戦 とか書いてみる

あけましておめでとうございます!
こんばんわ2024!

2023の総括はなしでしたが、2024年の抱負はありますよ。

 

「今年は収量をアップさせる」

 

です!

2023年は本当にブルーベリーには厳しい年でした。

鳥害以前に、結実まで持っていくことすら厳しかったのはある意味驚きでした。受粉して欲しい時期に雨が降り、果実が肥大する時期に酷暑が続いたときは色々諦めましたね、正直なところ。

恐らくですが、2023以降も年々厳しくなるでしょう。

それでも、2024年は昨年よりちょっとでも良い環境だったらと願うばかりです。

自然環境はどうにもならないですが、技術でカバー出来れば多少収量アップできると思うので、頑張っていきたいですね。

 

カルスnc-r高すぎ問題

更新、というよりちょっとした愚痴。

 

毎年この時期は野菜の残渣だったり、地下茎以外の雑草を細かくして休耕中の畑へ鋤き込みを行うのですが、そのときに使っているのがカルスNC-R。

www.resahl.co.jp

 

これ以外にも分解促進資材は使ってきたのですが、比較的入手がしやすかったので最近はこれを使っていたんですよね。

 

ところが、これからはそうもいかなくなりそう。

 

農家YouTuberの方が紹介して以来急激に需要が上昇。
今現在品薄状態にあります。

 

しかも転売ヤーに目をつけられ始めたのか元々の価格の3倍、ひどい場合は4倍近い価格で売られていることもあります。

 

正直、農家の方やそこそこ広い畑を持っている方以外は無用の長物だと思うのですが、転売ヤーはこんなクソ重い農業資材を買い占めて何考えているですかね。

 

自分の畑に入れるものなので、出処の怪しい所から購入するのはやめましょう。

 

 

 

 

最後のメキシカンライム

 

樹上で放置してたので黄色くなってました。

 

 

メキシカンライムは元々サイズはこぶりなんですが、まだ樹の大きさが小さいので輪にかけて小さい。それでも、タヒチライムにはない鮮烈な香りが印象的。

ジン・フィズやジン・バックなどに使うとおすすめです。

 

ところで、このメキシカンライムは種があるタイプの柑橘類なんですが、今回収穫した3個のライムから種を取り出し、栽培してみようと思います。

当然種子を発芽させても親のメキシカンライムに近い「なにか」が生まれるだけですが、ちょっと面白そうじゃないですか?

柑橘類を種子から育てるのは時間が掛かるし、効率は悪いですがそれもまた良し!

今年のはじめ頃にライムの前に柚子で実験して、うまく発芽させることが出来たので本番のライムも試してみようと思います。

ちなみに、柚子は順調に成長して今は20cm位にまで成長しました。3株とも個々の特徴があって面白いですよ。

機会があればそちらも紹介しますね。